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 2019/03/04(月)19:53:24

「一億人の投信大賞2018」を発表

「一億人の投信大賞」選定委員会(パワーソリューションズ 取締役副社長の高橋忠郎さん、月刊『投資信託事情』発行人・編集長の島田知保さん、竹川の3名)は、今年も一億人の投信大賞を発表しました。


「普通の人が普通に長期投資で資産形成をする」ために使えそうな、より良い投信探しから始まったこのアワードも、今回20186回目になります。

このアワードは以下の条件でスクリーニングした投信を、
・ETF、SMA(投資一任勘定)・ラップ、DC(確定拠出年金)専用投信は除く
・決算が年1~2回のもの(→決算回数が12、6回、4回の投信を除外)
・運用期間3年以上(→運用実績3年未満の投信を除外)
・純資産総額が30億円以上(→純資産総額30億円未満を除外)
・直近36カ月のうち資金が純入流した月が24回以上(→過去36カ月のうち資金の純減月数が13カ月以上の投信を除外)
・ブルベア型など短期投資向けを除外
・投資テーマ・対象通貨(日本円以外)など限定される「特化型」を除外

部門別に「①アクティブ投信は対ベンチマーク超過リターンが高いもの・パッシブ投信はトラッキング・エラーが小さいもの」「②シャープレシオが高いもの」「③資金流出入の標準偏差が小さいもの」の3つ(*)の総合点で順位づけを行っています。


詳細は「一億人の投信大賞2018」公式サイトをご覧ください。

このアワードはインデックス投信も、アクティブ投信も一緒にスクリーニング、評価しています。そのため、資産クラス別の特徴がよくわかります。例えば、主要4部門のうち、外国株式(除く日本)と新興国株式部門をみると絞り込みで残ったのはインデックス投信ばかり(アクティブ投信は1本のみ)。逆に、国内株式部門と外国株式部門(日本含む)ではアクティブ投信が健闘しています。

前回までは総合得点のみ公表していましたが、今回から①から③の内訳(順位)についても公表しました。これにより各投信の特徴もつかみやすくなると思います。


もっとも、私としては単年度の順位ではなく、「継続性」をみてほしいです。一億人の投信大賞2018では、201812月時点のデータで絞込みを行いましたが、絞込みで残ったのは5783本中134本と全体の2.3%にすぎません。毎年、毎年、絞り込みに残るのは大変なことです。公式サイトで「全ノミネートファンドを紹介」をクリックしていただくと(ノミネート=スクリーニングで残った投信という意味です)、過去のノミネート状況がわかります。中には2013年から6年連続でノミネートされている投信もあります。


設定3年以上の投信を対象にしているため、2016年以降に登場した超低コストのインデックス投信は対象外となっています(ただ、資金の流出入やトラッキング・エラー等もみるため、3年の猶予期間はあってもよいと個人的には考えています)。

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