米バンガードは、米国時間2018年2月23日付で「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」など3本のETFの経費率を改訂したと発表しています。これで、VTの経費率は0.11%から0.10%となっています。
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バンガードが新規市場に参入すると、(対抗して)競合他社がコストを引き下げ、投信業界の手数料が下がると言われてきました(バンガード・エフェクト=バンガード効果と言われています)。日本でも、つみたてNISAの導入をきっかけに、VTをはじめ、バンガードETFに投資する投信の拡大などもあって、昨年から投信の保有コストなどは大幅に下がりました。
それはいい流れではあるのですが、日本の運用会社にもがんばってほしいと思います。コスト競争に行くのか、付加価値を付けるのか--存在意義が問われるフェーズに入ってきたのだと感じます。