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 2018/03/28(水)13:39:24

つみたてNISAの認知率は36.9%(投資信託協会調査)

一般社団法人 投資信託協会は全国の20歳から79歳の個人を対象に、NISAやつみたてNISA、ジュニアNISA、企業型DC、iDeCo(個人型確定拠出年金)制度の認知、利用状況などを調査、公表しました(実施期間は2017年12月8日から12月18日。総計20,000サンプル)。
詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、一般NISA、つみたてNISA、iDeCo(個人型確定拠出年金)の認知度と利用意向をまとめました。
つみたてNISAの認知率は36.9%。利用意向は8.7%と少数ですが、まだスタートしたばかりなので、これからですね。また、投資信託を保有している人ほど、iDeCo(個人型確定拠出年金)の口座開設率が高まる傾向があることを考えると、制度ありきではなく、資産形成・(投資信託を活用した)積立投資などを訴求 ⇒制度の理解・活用という順番のほうがしっくりくるのかもしれません。


 <一般NISA>
認知度
・名前も制度内容も知っている:21.7%
・名前は知っているが制度内容は知らない:35.6%
・知らない:42.7%


-名前も制度内容も知っている割合が高いのは70代(34.5%)、次いで60代(同28.6%)
NISA口座を開設し、何らかの金融商品を購入した人の割合は75.9
-金融商品保有者のうち、積み立て投資を行っている人の割合は44.8%。若い層ほど高い(20代は67.9%、30代は55%)
-保有商品は、株式53.8%、投資信託47.6%、REIT8.3%、ETF3.3


<つみたてNISA>
認知度
・名前も制度内容も知っている:10.8
・名前は知っているが制度内容は知らない:26.1
・知らない:63.1


-現状では、一般NISAに比べるとつみたてNISAの認知度はまだ低め。
NISA同様、年代が上がるほど認知度はアップ(20代:7.4%、309.0%、409.9%、5011.2%、6012.6%、7014.8%)


現状、利用意向は
・利用したい:2.6
・やや利用したい:6.1
にとどまる。ただ、利用意向は若い人ほど高まる傾向。なお、積み立てについては「毎月一定額の積み立てをしたい」が48.8%と約半数を占める。
毎月積み立て希望額は平均12000/月だった。購入商品等のデータはまだない

<iDeCo>
認知度は
・名前も制度内容も知っている:11.5%
・名前は知っているが制度内容は知らない:27.3%
・知らない:61.3%


 -前回(2016年)に比べて現役世代(2040代)の認知率、制度内容認知率が増加。徐々に浸透が進んでいる模様。
iDeCoを知っている人のうち、口座開設した人は9.8%と前年並み。投資信託を保有している人ほど、iDeCoの口座開設率が高まる傾向
-属性別に認知率、興味度をみると、どちらも公務員が高い(特に20代の興味度が高い)

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