山崎俊輔さんの寄稿です。
最近は公的年金の繰下げが話題になることもふえてきました。公的年金を何歳から受け取るか、を考えることは、60歳以降の自分(や家族の)のありたい姿をイメージすることでもあります。
例えば、「何歳まで働きたいか」「どのような形で働きたいか(社員、契約社員、業務委託など)」「どこで、誰と、どんなふうに暮らしたいのか(その場合、毎月いくらあれば生活できそうか)」などです。資産や負債について現状を把握することも必要でしょう。
著者のいうように、公的年金は”多様性”が重視されています。損得の話になりがちですが、その前にご自身の60歳以降の働き方・暮らし方、リタイア後の夢などに沿った受け取り方を「考えてみる」ことからスタートしてはいかがでしょうか。