「一億人の投信大賞」のサイトで「一億人の投信大賞2016」の結果を発表しました→こちら 。
このアワードは2013年から、「投資信託事情」発行人・編集長の島田知保さん、パワーソリューションズ取締役の高橋忠郎さんと私の3名で立ち上げたもの(→手弁当でやっております)。今年で4回目になります。高橋さんのご尽力でサイトをリニューアルし、過去の結果もみることができるようになりました。
2014年からNISA(少額投資非課税制度)がスタートするにあたり、「普通の人、とくに現役世代の人たちが長期で資産形成をするのに向く投信はどういうものだろう」という視点で、アワードの意義や、絞り込みや順位づけの方向を3人で一生懸命に考えました。そして、「資産形成に向くこと」「規模や運用実績」「投信保有者の質」などを考慮して絞り込みを行い、残った投信を同じ資産クラスごとに順位をつけることにしました。
絞り込みの条件等はサイトをご覧いただきたいのですが、7つの基準はそれほど厳しくはありません。それでも、216年10月末の選考の際の母数であった公募株式投資信託5562本のうち、絞り込みで残ったのは118本。全体の約2%にすぎません(ちなみに、2013年から16年までの過去4回、株式投信の絞り込みを行いましたが、4回ともすべて残った投信は40本=0.7%でした)。
島田さんが以下のようにツイートをしていましたが、
『いいときも、わるいときもある、相場環境。 わるいときを経て、「続けてて良かった」「やめなくて良かった」と思える日がくることを信じられれば積立投資は人生の味方になる。 積立する商品を間違えないための参考として「1億人の投信大賞」』
皆さんが資産形成を考える上での参考になると嬉しいです。