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 2018/03/26(月)15:50:04

i-mizuhoシリーズ、22本のうち半数が5年足らずで繰上償還に

最近、インデックス投信の繰上償還や、ETFの上場廃止の案内が目につきます。


例えば、2013年8月26日~9月20日にかけて、みずほ証券とみずほ銀行で取り扱いを開始した(*)インターネット専用投信「i-mizuho インデックスシリーズ」(全22 ファンド)のうち「i-mizuho新興国債券インデックス」はすでに、2015年9月16日に繰上償還されましたが、今回さらに10本の繰上償還が決まりました。残った投信については、名前を「i-mizuho」から「iシェアーズ」に変更し、信託報酬を引き下げています(*現在は他の販売金融機関でも購入可能)


<ご参考>
 i-mizuhoシリーズ 一部ファンドの信託終了について/ブラックロック・ジャパン2018.03.20
i-mizuhoシリーズ 戦略的な見直しについて/ブラックロック・ジャパン2018.2.2


そのほか、以下の投信の繰上償還、ETFの上場廃止なども発表されています。
SMT 日米インデックスバランス・オープン」信託終了(繰上償還)(予定)のお知らせ/三井住友トラストアセットマネジメント(2018.3.16
iシェアーズETF-JDRシリーズの信託終了(上場廃止)のお知らせ(2018.01.19)

投資信託が繰上償還されても、価値がゼロになるわけではありませんが、長期で保有したい場合に途中で現金化されてしまうのは効率的ではありませんし、NISA(少額投資非課税制度)やつみたてNISAを利用している場合には(繰上償還であっても)非課税枠も復活しません。
実際、ある個人投資家さんからは「NISA枠で買っていたiシェアーズ新興国株式JDRETF1月に上場廃止のため、売らなくてはいけなくなった。JDRではない同じ指数のETFを販売する為だそうだが、結構利がのっているが売りたくないぞ!ギリギリまでおいておきたかった。NISA枠は返ってこない。こういう時のためにNISAにスイッチングようにしてほしい」という声も話もききました。


<ご参考>2015年11月に書いた記事です。
インデックスファンドの低コスト化進む。一方で注意点も 2015.11.9


新しい投信を作るのはよいですが、本当に長期で育てていくつまつもりがあるのかと思うこともしばしば。個人投資家にとっては商品の「継続性」も大事ですし、運用会社の姿勢をみる必要もありますね。そのためにも、過去の出来事を振り返る、整理する必要性を改めて感じました。

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